21st Mar.2010
〜 フォトグラファーの結婚式 〜

一生に一度の結婚式、今までにいったい何組ものカップルを撮影して来ただろうか?自分の結婚が決まってからも正直自分がタキシードを着てみんなの前で振る舞っている姿が全く想像できませんでした。それとは逆に自分の妻のドレス姿は、それこそ結婚が決まる前からいつも想像していたかもしれません。そして不思議な事に、結婚が決まってからのこのブライダルフォトへ対する気持ちは確実に変わりました。そんなブライダルフォトグラファーが体験した結婚というものを今回のフィーチャリングでご紹介したいと思います。
結婚式へむけて
自分が撮影するのはもちろん結婚式当日。カップルがそれまでどんな準備をして来たか、どれくらいケンカをしてきたかは知る由もありませんでした。何よりも一つ一つ自分たちに合ったものを選ぶという事 。その重要さを改めて認識したのと同時に周りを見渡した時に自分の置かれている環境がいかに恵まれているかという事も自覚しました。写真はもとより、ドレス、お花、会場、指輪等々、迷う事なくお願いする事ができたのは本当に、本当に幸運でした。
実感という事
結婚式を挙げるという実感は準備を進めながらも当日の当日まで湧かなかったというのが正直な感想かもしれません。なんてのんきな!とおっしゃる方もいるかもしれませんが自分がフォトグラファーとしてお客様に質問をしてもやはり実感が湧かない。と言う人は結構います。そして当日もそれほど緊張はしないだろう(散々ここで式を挙げて来た人たちを見て来たのだから!)という気持ちがありました。しかしそれはすべて覆される事になります。
WEDDING DAY
当日の朝。いつもと変わらぬ 穏やかな朝でした。そしていつもの様にカメラバッグを抱え家を出る。変わってると言えば妻と一緒に家を出たという事。
レストランに着いて自分がタキシードを着る。そして自分に向けられているカメラからシャッター音が聞こえてくる。そんな中で初めて確実にいつもとは違う気持ちになっていきました。妻のメイクシーンを自分でも撮影しながら決定的にスイッチが切り替わったのが妻がドレスを着終えてタキシードの上着を羽織った時でした。そして列席者の親族が続々と集まり笑顔で『おめでとう!』という言葉を頂いた瞬間何かがはじけたのを覚えています。不思議な事にそれから先の時間はあっという間でした。自覚していたつもりです。いつも自分が結婚するカップルにアドバイスする様に『あっという間ですから楽しんで下さいね!』と。にも関わらず早すぎる一日でした。披露宴後、タクシーで二次会会場に移動してからも、自分たちのために集まってくれた友人たちとゆっくり会話する事なんて殆どできませんでした。
かけがえのない一日
こんなにもたくさんの人に祝福される。そして本当に楽しい時間は驚く程早く過ぎてしまう。結婚式はおめでとうとありがとうがぎっしり詰まった一日。次の日の朝起きてみると、声は出ず体は動かない。まるで夢でも見ていたかの様な錯覚に夫婦そろって陥ったのを覚えています。そんな一日を自分の中で消化するのに何日かかったでしょうか。溢れんばかりの感謝の気持ちも伝えきれなかった気がします。
ブライダルフォトグラファーという誇り、写真の力
そして後日仲間に撮ってもらった写真や動画を見て当日のすべての記憶が蘇返りました。自分が気付かなかった視点を見る事で結婚式という物語が自分の中でようやく完結した気がします。『涙目でずっと自分を見ていた親、本当に楽しそうな顔をしていた友人たち』その瞬間、ブライダルフォトグラファーとしての誇りと写真の持つ力を再確認しました。こんな素晴らしい仕事と仲間に出会えた事に、感謝の気持ちを忘れずに、かけがえのない一日をこれから結婚するすべてのカップルに届けたいと思います。
そして、私たちのアルバムをご覧ください!!
エンゲージメントフォト:中川&小杉撮影
挙式・披露宴:中川撮影
その他:MONMON撮影
アルバムは、MONMON自ら作成致しました。
デジタルフォトについて
MONMONについて
笹倉評
イースターエッグにMONMONが現れてから早5年。あっと言う間でした。
天然のボケを醸し出しつつ、実は結構しっかり者のMONMON。それは裏表というのではなく、心から思いやりがあるところから来ています。
とにかく、誠実なMONMON。これからもどうぞよろしくお願い致します。
過去記事






