小さな頃から藤原和彦 2016年07月20日
藤原です。
この春より故郷東京に戻りまして、気持ちだけはフレッシュな生活を送っております。
10年離れていた東京はもうだいぶ慣れましたが、当初は人混みの歩き方もおぼつかず、電車の乗り換えにもアタフタと。また以前は車社会に生きてましたので、自転車に乗ればフラフラし、いちいち突っ掛かりながらでなかなか都会の生活に順応するのにバタバタしていました。
大人の私でさえそうなのだから、小学一年生に上がった娘が心配だと思いきや、割合に馴染みも早く、友達もたくさん出来て学校生活を楽しんでいる様子を、ホッと安心して眺めている私です。
学童保育所から汗びっしょりになって帰ってくる娘は、週二回の公文通いも遊びの延長なのか、これまた楽しそうに向かいます。
小学校の向かいのアパートに我が家があり、その延長線上に子供の足でも1分ほど歩けばすぐに公文教室がありますから、放っておいてもいいのですが、ここは大都会、TOKYO。なんとなく心配で、玄関口の西の小窓から見送って、急いで東に面したベランダから身を乗り出し、娘が無事に一人で歩けるかと様子を伺う親バカ振りです。
細く小さな体を、意外に意志の強そうな歩みを見せながらすました様子で歩いていく娘に声を掛けようか止めとこうか一思案。
もしこの娘が、万が一でも結婚を果たし、まさか結婚式なんかする時は、どんな顔で歩けばいいのかわかりません。まさか披露宴撮影中に親御様に聞くわけにもいかないし。
綺麗で明るい花嫁様でした。こんなに、着物も着れるくらい育つのですね。人生って不思議で素晴らしい。