予測予報藤原和彦 2017年11月17日
撮影中は少ない脳内スペックの私でも、頭の中はぐるぐるとフル回転で望んでいます。特に意識するのは、先を予測予想するように心がける事ですが、これも私はあまり得意な方ではなく、それだからこそ余計ぐるぐる考えてしまいます。
こちらの結婚式では、皆様少し落ち着いていらっしゃる雰囲気で、新郎新婦様も慎ましやかな方でしたので、私の頭の中ではこのまま穏やかに進行するのだろうと勝手に予測を立てていました。
が、後半の叔母様からのスピーチからラストの花嫁様の手紙にかけては急展開でした。本当はカメラマンが泣いちゃいけない(と思ってます)のですが、勝手に見込んだ展開を大きく方向を変えて進む目の前の出来事に、思わずグッときてしましました。予報は当てにしちゃいけません。万全を期して、目の前のドラマに向き合えばいいのかも。心に残る婚礼でした。