藤原和彦
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キメキメノリノリ2018年4月25日
婚礼の日はキメキメの日。 女性の華やかな笑顔や装いについ引き寄せられることも多くありますが、 ノリの良さそうな男性陣にも引き寄せられます。 皆様は新郎家のご親族だそうで、各世代の粋の大変宜しいメンバーが取り揃いましたという感じです! 親族の結束力が一枚に現れてます! ……
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春ですよー!2018年3月15日
春一番。 かは分かりませんが、風が強く吹いてます。 確実に感じてます。季節が移ろうのを。花粉症の到来と共に。 朝目覚めた時の部屋の温度に。風景の色温度に。 そしてこの暖かさ、いや、暑さに。あれだけ寒いのはもういいと 強く思っていたくせに、最近の急な暖かさについて行けない私です。 でも春が来たんですね。嬉しい!元気ですか!! ……
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ニヤニヤではなくニコニコ2018年2月22日
先日、とある打ち上げ会にて、「道で見かける時、いつもニコニコしていますよねー。」っと言われて、え!?っとびっくりしましたが、すかさず他の方が、「私も朝、たまにお会いする時はずっとニコニコしているので、何かいいことあったのかなと思っていました」と同意見をお持ちの方が。 ニヤニヤではなく、ニコニコの顔らしいです。 気をつけないといけないですが、何をどう気をつけたらいいか。 そういえば……
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有難い時間を2018年2月13日
明日はバレンタインデー。 私、これでも漢(オトコ)ですから、昔、中学生の頃はとにかく意識しすぎて、一日を終え帰宅すると、物凄く体が疲れていたのを覚えています。 なのも起こらないとは分かっているものの、今日に限って何かドラマが始まるのではと、そんな予感も1ミリも感じないくせに、胸がざわざわする特別な日でした。案の定何も起こらず昨日の続きの今日が終わると、寂しいようなホッとするような気持ち……
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惚れ惚れ2018年2月7日
仕事の写真も、仕事じゃない時の写真も、現像作業やあらためて見直したりする時に、音楽を聴きながら進めることも多々有ります。聴いている音楽に乗って作業が進んだり、写真を新たな発見を見出したりするからです。 でも、たまに聴覚と共に、いい写真だなと手を止めて惚れ惚れする時もありますので、納期の迫った時には要注意です。自分が撮影したからというわけでは決してなく、写真に写る方の表情に惚れ惚れするからです……
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予期せぬ動きに。2018年2月1日
婚礼撮影の現場に幼子がいると、予期せぬ可愛らしいい様子や動きに、つい注意を引いてしまいます。シャッターチャンスが来るかもしれませんし、また、私もカメラ機材を抱えていますので、アクシデントを避けるためにも今どうしてるか、どこにいるか、気になるものです。 参列の方がセットした三脚に載るビデオを気にしたり、障子を開け閉め繰り返したり、周囲の大人の視線も自然に集まる微笑ましさです。障子の開けた様子、……
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統一感2018年1月17日
ロケに出発する前、ふと取り出したスマホのケースに反応してしまいました。 ヘアメイク・衣装・ネイル、そしてスマホケース。 なんだか花嫁様のスタイルに統一感を感じます。 思わずお聞きしてしまいましたが、ご本人曰く、ケースはたまたまで、合わせた訳ではないとの事。そうですよね、勝手に私、そこまで合わせたのかと、ケースまで新調されたのかと思いまして。 ……
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人は多面的2017年12月21日
挙式前・挙式・披露宴前・披露宴最中、そして宴も高輪プリンスホテル(オヤジだからギャグをさせてください)ですがここで目出度く御披楽喜と相成りし頃 ご出席者をお送りする前のちょっとしたオフショットに、口髭をつけた新郎さんですが、お気に召してのヒラメキか、前もって決めていらっしゃったのか定かではありませんが、そのまま貼り付けたままでした。新婦さんのご両親も新婦さんも、お帰りになる皆様も、なんとなく……
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予測予報2017年11月17日
撮影中は少ない脳内スペックの私でも、頭の中はぐるぐるとフル回転で望んでいます。特に意識するのは、先を予測予想するように心がける事ですが、これも私はあまり得意な方ではなく、それだからこそ余計ぐるぐる考えてしまいます。 こちらの結婚式では、皆様少し落ち着いていらっしゃる雰囲気で、新郎新婦様も慎ましやかな方でしたので、私の頭の中ではこのまま穏やかに進行するのだろうと勝手に予測を立てていました。 ……
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新郎入場2017年10月20日
挙式の始まりは、新郎様の入場から。 トップバッターですから緊張するのは当たり前です。ご参列の方々の雰囲気も挙式前はなんとなく重く固いような気がする中、ご新郎さんの自然とは言えない、はっきり言うところの、ギクシャクした歩き方に、式場の空気は一変して和やかに。 自ら会場の空気感をまとめ、花嫁様の引き立て役に回るその姿、素敵です。自然体なのか、演出なのか、最後まで分からずでした。 ……
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願いを込める2017年10月11日
ご新郎ご新婦様の希望で、披露宴の各卓には色紙が置かれ、 みなさんで鶴を折ってもらいました。華やかな会場に控えめな折り鶴。はっと目を留めてしまう美しさがあります。 ……
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余裕です。2017年9月30日
挙式が始まる前の緊張感溢れるお支度室。そして施工スタッフが美容師さんや着付け師さんに加え、フォトグラファーとビデオグラファーも加わる非日常的な状況の、この密室においても、全く動じない新郎さん。 新郎さん「(手元の誓詞を見て)これ読んでる風に撮りますか?」 緊張していらっしゃるなら読んでいるのもお支度風景の一幕として絵になりますが、何しろものすごい余裕ありますので、むしろそこを残したいと……
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スナップ中に思うこと。2017年9月21日
藤原です。 挙式が無事に終わり、さあ、見晴らしのいい会場でエスカレーターで登っていくと、披露宴会場の各卓には高山植物のいろいろなお花が皆様をお出迎え。ご新郎ご新婦ともに山歩きがご趣味とのこと。 各卓のお花の和名を眺めていると、純和風の下町育ちの祖母が和名でお花を愛でていたことを思い出しました。 岩鏡、駒草、珍車、蛍袋、御山竜胆、信濃金梅、水芭蕉、白根葵。私は全くお初なお名前ばかり……
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視線2017年7月30日
藤原です。 当日の新郎新婦さんには、多くの視線が集まります。なんというか、見られていない時間ってきっとないんだろうな。そう思うと、婚礼の1日ってスゴイ1日です。 もちろん皆優しい視線です。穏やかで和やかで暖かくて。でも一番深い視線はご両親なんでしょうね。……
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新郎さんをどう撮るか2017年7月13日
藤原です。 いつも結構考えてしまいます。恥ずかしくはなく、かと言って主人公に相応しい写真のポイントの難しさを。花嫁様と比較して圧倒的にお支度時間が短いがために撮影によってスタッフの手が入る回数のバランスを。 考えすぎもありますが、どちらかというと、ご新郎様の表情や仕草をどう撮るか、花嫁様の撮影より色々気を張ることが多いです。そしてポートレートの場合、笑顔だけがいい表情とは言いませんが、……
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女生徒のような。2017年7月5日
藤原です。 婚礼当日、ここに集う人々は誰だって、どこかしらピンと神経が、背筋が意識が張り詰めているものです。それはお客様のご婚礼のお手伝いを生業とする会場式場さんや司会の方、そして着付け師美容師カメラマンもモチのロンですが、こと新郎新婦のお二人においては周囲の皆様とは比べるべくもなく、緊張して落ち着かないものだと思います。当然朝のお支度のあたりはまだまだ表情も出ないので、密着する私たち裏方と……
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目の前の景色の美しさよ。2017年6月21日
藤原です。 境内に咲く紫陽花が目を引きました。 婚礼当日の緊張感や高揚感でスーツの中は止まらぬ汗で大変ですが、コントラストの高い景色の中に涼しげに咲く紫陽花をみると、どこか頭の一部分だけスーッと落ち着いていくのが分かります。今、ふと思ったのは、撮影中はどんどん過ぎ行くイベントや参列者の動きに対して、どうしても焦ったり、熱くなってカメラワークの柔軟性が上手くいかないことのあり、よく落ち着……
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着付け2017年3月24日
藤原です。 お支度風景、いいですよね。何がいいかと言いますと、着付けの先生方のお仕事ぶりが。超個人的ですが。 もちろんこれから仕上がる様子を撮影する撮影者の使命や、この現場に潜入したような感じの楽しみもありますが、婚礼フォト撮る身としては、この着付けの先生の手際の良さと、真剣な様子に思わず手を止め見惚れそうになります。とてもかっこいいなと。着物を型紙に見直すと、直線ばかりですから、それ……