笹倉猛見
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台風2017年8月7日
まれに見る特異な軌跡で進んで来た台風5号。既に多くの被害をもたらしていますが、明日には関東地方もその影響を直に受ける可能性が高くなってきました。日常、無意識に目にする水門や堤防や調整池や側溝や河川・・・などもこうしたときには、あっという間にその限界を超え、その度に自然の前には人は無力だと思い知らされます。被害の少しでも少ないこと、特に人的被害の無い事を祈るばかりですが、人の出来る事を過信せず、……
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行きつけの中華そば店2017年2月4日
味が気にいったら、ずーっと通い続ける派の笹倉です。 今日は、子供とのの約束で、学生時代より30年以上通い続けている中華そば・大勝軒一ノ割店に行ってきました。つけ麺で有名な池袋系では無く、永福町の暖簾分けのお店です。 学生の頃は、大盛り、懐に優しい料金、美味しい。の三拍子を備えたお店が、当時の地元・春日部に在るありがたみを分かるわけもありませんでしたが、当時の自分の年を越えた自分……
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There’re the signs of spring.2017年1月18日
新年を迎えてから早くも半月以上経ちました。冬至からは約1ヶ月。まだまだ寒さが厳しい毎日ですが、少し目をこらすと春の兆しをあちこちに見つけ出せる今日この頃です。 久しぶりの投稿になります。笹倉です。 薔薇の世話をはじめて三年目。そろそろルーティンワークになりつつありますが、それでも春の新芽を見つけると本当に嬉しいものです。冬の寒い間、エネルギーをいっぱい根に蓄えて、節分の頃から一気に枝に……
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Invitation2016年12月13日
写真を撮るものの多くは、カメラ好きでもあるのは自然なことなのかなと思っています。もっともここ数年はカメラマンを目指しながら、その生業を単にサラリーマンと考えている人もちらほら見たりジェネレーションギャップを感じたりもする笹倉です。 私個人で言えば、実は写真以上にカメラも大好きで、いつかこのカメラを!いつかこのレンズをと物欲先行で生きてきた少しはずかしい面がある事を否定できません。 ……
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スーパーサブ2016年11月1日
いつもの撮影の時に、鞄の片隅にお守りとしておさまっているライカ。スーパーサブです。彼に全幅の信頼を寄せている笹倉です。 このD-Lux6。実は中身はパナソニックLX7です。笑ってしまうのは、取扱説明書も各部に記載してある商品名と表紙以外は同じなのです。笑えないのは売価が倍であったことでしょうか。。。 そんなわけで、写りも極めて普通。美味しいスペックはそれなりに網羅しているので、……
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手焼き写真でロケーションフォト2016年10月15日
来週のメインイベントの一つは、前回の洋装ロケに続いて、和装のロケーションフォトのサンプル撮り。しかも、デジタルだけで無くフィルムでの撮影、手焼きアルバムの展開も視野に入れてゆきます。 デジタルカメラとデータのもたらしてくれた利便性と自由度の高さは、画質、画素数、ダイナミックレンジの向上により、もはやフィルムで無ければならない理由はほとんど無い様にも思えます。 でも、どれほど写実……
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Tokyo wedding cruise2016年10月11日
良いロケーションフォトプラン、やっと出来ました。 ほんの少しだけ、胸をなで下ろした笹倉です。こんばんは。 イースターエッグだから出来る、イースターエッグでしか出来ないプレウェディングのプランをずっと考えていました。でも、イースターエッグは衣装を自前で持っていないし、インバウンドのお客さまを迎えるにしては、立地が良いとは言えません。 でも、だから頭をひねって、ない知恵絞って、そ……
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秋の切手2016年10月4日
笹倉です。一月に数十通のお手紙を書きますが、そんな中にも沢山の楽しみはあって、毎月発売される様々な切手もそのひとつ。 この可愛いアライグマの絵柄の切手は、発売ほやほやの秋のご挨拶シリーズ。VOLナンバーが無いので、今回初の企画で、もしかしたら単発かも知れません!!だとしたら、VOL2が出た後プレミアが付くかも。 とは言っても実際、使うために買うので、この姿をせめて写真に残し……
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時の刻み2016年9月29日
気がつけば今年も3/4が過ぎ去ろうとしています。このはやさにいつもの事ながら恐れ戦く笹倉です。 時の流れは、「1/人生」に相当すると聞いたことがありますから、それを素直に信じれば、今年50歳を迎えた私の一年は、ざっくり1歳の時の50倍の速さで流れる計算で、それはそれで妙に納得したりします。 とはいえ、一秒は一秒、一分は一分、一時間は一時間。不思議な相対性理論が渦巻きます。しかし……
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Infrared2016年9月28日
本当に写真好きですが、カメラやレンズの方がもっと好きかも知れない笹倉です。 皆さんの中にもは赤外線写真と言うものを耳にしたことがある方はいらっしゃると思います。フィルムカメラ全盛の時代は、量販店には専用のフィルムがごく普通に売られていて身近に感じる物でした。ただ実際にはピント位置が異なったり正確な露出値を得ることが難しかったりで、実用となると敷居の髙い物でもありました。 今売ら……
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INFERNO2016年9月21日
映画は映画館で無くとも良い。と普段は考えている笹倉です。 でも、これはという映画は必ず映画館に行きます。 ダヴィンチコードを見たのが10年前。前評判が大きすぎたためか、個人的には少々物足りなかった。それから約5年後、原作では順番が逆になるのだが、続編となる天使と悪魔が上映。まぁ、続編とは言っても、物語そのものに連続性は無いので問題ないのが、肝心な中身はこちらの方がずっとずっと楽しめ……
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From Firenze2016年9月14日
字が下手なのにもかかわらず、手紙を書くことが好きな笹倉です。 皆さんは、誰かに何かを伝えるときlineやE-mail、ショートメール、あるいは電話ばかりで済ませていませんか?速達性や簡便性をとればそれらの圧勝でしょう。仕事であったり簡単な連絡や通信にも便利でしょう。 でも大切な方への気持ちを込めたご挨拶やお礼、ちょっと久しぶりになってしまった方への近況報告などでは、絶対に手書き……
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リフレッシュ2016年9月7日
お休みの日は、あれもしたいし、これもしたい。たまには何もしたくないや!と思うこともあるけど、基本何かしないと気が済まない性分。 今日の休みは、朝から土砂降り。予報では台風が近づいているのでかなり不安定との情報をゲット。そんな日はなんと言っても美術館に限る。大荒れの日は空いているし、室内だから濡れることも無い。そういえば、絶対行くぞと息巻いていたのに、気づけば後10日強になってしまった……
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ENJOY AGING2016年9月2日
本革アルバムの醍醐味の一つは、なんと言ってもエイジングにあるのでは無いかと個人的には強く強く思います。ただ、これも個人的に思うのは、その間メンテナンスをしっかりと継続して行かなければならないと言う事。もともとの革の種類、色や仕上げなどによって、メンテナンス方法も大きく異なって、それらには若干のノウハウも必要になりますが、でもまぁ、言うほど複雑なものでは無いというのが実感です。 革製品……
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Brand2016年8月28日
お客さまにより良いサービスをと考えるとき、これまでの人生、特に前職である営業職の時、身をもって覚えた全ての経験が役に立っていると思います。営業職と言っても、対象は一般個人の方がほとんどで、比較的高額な車の販売だったため、安定した成績を上げ続けるにはそれなりに長期的展望をもって活動しなければ、焼き畑農業的になって伸び悩んで行くことは明白に思えました。 必要とされる基本的なアクションは、……
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12年2016年8月25日
12年前に撮った写真。デジタルカメラでの撮影も少しずつ慣れてきたけど、まだまだ画質の面でも取り扱いでもフィルムが主流だった。 手焼き写真は大いにレンブラントの影響を受けた焼き方をしていたけど、今見ても悪くない。 まだコンタックスを使っていた頃だ。……
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分割払い2016年8月24日
往々に、衝動買いをしてしまう性質ではありますが、それでも分割でもとなれば、多少・・・いや、かなりは慎重になります。 それでも、あっさり予約して3年払いで買ったこのモノクローム。 少しまでに、目出度く支払いが完了しました。衝動買い屋につきものの飽きっぽさももちろん兼ね備えて居ますが、この子はまるで飽きません。むしろ日増しに愛着が増して、手放すことなどは想像もできません。心配は将来、経……
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Julia Margaret Cameron2016年8月16日
笹倉です。今日は、ジュリア・マーガレット・キャメロンの写真展に行ってきました。 150年前、まだ一つの記録の手段としかみなされていなかった写真を、芸術の域に引き上げたと言われる彼女のことは、私は写真展の案内を見るまで知りませんでした。 その案内曰く、「ポートレート」それも焦点をぼかすことを写真の欠点ではなく武器に変えた。曰く、ポートレート写真で生計も立てようと努力した。曰く、自……
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イルパピロでの実習2016年8月13日
IL PAPIRO イルパピロ・パピエグブの実習 イルパピロ・フィレンツェに特注で作ってもらっている、私達のアルバム「フィレンツェ」。 一冊一冊はどれも手作りの素敵なものですが、最も魅せられるのがパピエグブというマーブル模様の紙でしょう。これも手作業で一枚一枚マイスターが作り出すのですが、工場見学に行くと実習させてくれます。熟練の技ですから簡単ではありませんが、楽しさは充分に味わう……
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暑中見舞いの季節2016年8月2日
梅雨明け宣言からまだ数日。でも、あと一週間もすれば暦の上では秋。一年で一番大好きな秋。それを励みにこの酷暑を乗り切ろうと思います。 と言え、御世話になった方々への暑中見舞いは秋を迎えるまでには出さなければなりません。何度か触れています通り、どんなに沢山の手紙を書いても、自己嫌悪するほど字の揃わない自分に、ややうんざりしながら、それでもお相手の顔を浮かべながら、丁寧さと心からの思いだけ……